電子証明書を使った安全なログイン認証
リモートワークやクラウドサービスの利用が広がる中、
「社員が安全に社内システムへアクセスできる環境を整えたい」
「パスワード管理だけでは不安」
─こんなお悩みはありませんか?
NRA-PKIクライアント証明書は、利用者ごとの本人確認を可能にし、不正アクセスや情報漏洩のリスクを大幅に軽減します。
クライアント証明書とは
近年、スマートフォンやタブレットの普及により、社外から社内システムへ安全にアクセスして仕事をする「リモートワーク」が当たり前の時代になっています。
しかし、従来のID・パスワードだけの認証では、情報が漏洩した場合に不正アクセスを許してしまうリスクが高く、重大なセキュリティ事故につながる恐れがあります。
このようなリスクを防ぐ手段として注目されているのがクライアント証明書です。
クライアント証明書とは、アクセスしてくる利用者の本人確認を行うための電子的な身分証明書で、パスワードに代わる、または併用することで、より強固なセキュリティを実現します。
当社の「NRA-PKIクライアント証明書」は、クライアント証明書による安全なログイン認証を低コストで手軽に導入できるソリューションです。スマートデバイスでも簡単に利用でき、情報漏洩や不正アクセスのリスクを大幅に軽減できます。

ビデオで見るクライアント証明書の概要
クライアント証明書を利用したセキュアなログイン認証の概要について、動画で説明しておりますのでぜひ一度ご覧ください。
NRA-PKIの特長
マルチデバイス対応
スマートフォンやタブレットのビジネス利用が進むなか、ユーザーが複数のデバイスを駆使して業務を行うことは、今やあたり前です。NRA-PKIのクライアント証明書はマルチデバイスのライセンスです。つまり、ユーザーは1ライセンス分の料金で、使用するパソコンやスマートデバイスなど複数の機器に証明書をインストールして利用することができます。

圧倒的なコストパフォーマンス
NRA-PKIクライアント証明書なら低コストで運用が可能です。
NRA-PKIはクライアント証明書の発行・管理を行うために必要な機能をSaasで提供しています。自社に認証局をたてる必要がないため、初期費用がかかりません。そのため、従来の導入コストを数十分の1まで圧縮することができます。

用途に合わせた2つの証明書
通常証明書、もしくはMicrosoft Entra ID 証明書ベース認証 (CBA)に対応した証明書の2種類からお選びいただけます。
通常証明書 | Microsoft Entra ID 証明書ベース認証 (CBA)対応証明書 |
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製品名 | NRA-PKIクライアント証明書 | NRA-PKIクライアント証明書CBA |
ライセンス期間 | 1年間もしくは5年間 | 1年間もしくは5年間 |
利用用途 |
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参考小売価格 (1ライセンス) |
¥2,400(1年間) | ¥3,000(1年間) |
- 証明書のご利用には別途CA基本利用料1ライセンス(1年間 参考小売価格¥72,000 )の購入が必須となります。
安全に管理された認証局
認証局の安全性と信頼性
共有される認証局は、高レベルのセキュリティで運用管理された「サイバートラスト電子認証センター」内に設置。耐震措置、電源設備、消火設備、空調、ネットワーク監視、脆弱性チェックをクリアした環境で運用。高い安全性と信頼性を維持しています。
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耐震措置
地震によるお客様システムへの影響や人的被害を最小限に抑えるべく、空調機器や証明装置、 ケーブルラックなどの設備から、ラック、什器、ラック内各マシン・デバイスに至るまで、 耐震、落下防止、転倒・移動防止等、各種必要な措置を講じています。
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電源設備
3系統受電により安定的な受電を受けています。 停電や法定点検など、万一の電力供給ストップに対してはUPS及び自家発電機を備え、24時間365日安定した電力を供給します。
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消火設備
マシン室にはイナージェンガス消火設備を備え、火災時のマシン等への影響、 ひいてはマシン等に格納されているお客様の情報資産への影響を最小限に抑えています。また、イナージェンガスは人体にやさしく、万一お客様がセンターにいらしていた場合も安心です 。
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空調設備
連続運転が可能な複数台の空調機を備え、マシンに最適な環境を維持します。 また防水パンや漏水センサーなど、設備異常時のマシン等への影響をできる限り少なくしています。
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インターネット接続の冗長性
インターネットへの接続は冗長化され、可用性を高めています。
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アクセス制御・認証
FireWallやルータ、その他各種アプリケーションを用い、電子認証センターへの不必要なアクセスの制限、アクセスの際の厳格な本人認証などを実現しています。
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侵入検知/Virusチェック
侵入検知システム(IDS)により、不正アクセスを検知・対応しています。併せてVirusチェックをお客様システムも含め行っています。
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入退室管理/監視カメラ
認証センターは独自の警備システムで守られています。生体認証やセキュリティ区画毎の入退室制限、監視カメラでの監視・録画及び記録の長期保管など、 センター運用ポリシーに基づいた万全のシステムでお客様の認証局を守ります。
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ネットワーク監視
FireWall、侵入検知、他、各種のログをチェックし、ネットワークを監視します。インターネットを経由しての攻撃は、近年、その数を増しており、 また攻撃のパターンも様々なものが試されるようになってきています。常に最新の情報を更新し、的確な検知と対応でお客様の認証局を守ります。
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脆弱性チェック
第三者による脆弱性のチェックを定期的に受け、常にセキュアな状態であることが確認されています。様々な脆弱性が日々報告されています。常にセキュリティ強化に努め、各種脆弱性への対応が万全であることを、第三者の目により定期的に確認しています。
VPN+電子証明書(クライアント証明書)で安心安全なテレワーク環境をすばやく構築
コロナ禍をきっかけとして、各企業でテレワークの導入が急速に進みました。
テレワークの導入を行った企業の中には、十分なセキュリティ対策を実施しないまま、とにかく急いでテレワーク環境を構築したという企業も多いのではないでしょうか。
また一方で、セキュリティ対策を重視するあまり、必要以上に高性能な環境を整備していしまい、維持費が企業の大きな負担になっているケースも見受けられます。
ここでは、比較的導入が簡単で、テレワーク環境をすばやく構築できる「VPN装置+電子証明書(クライアント証明書)」で構築するテレワーク環境について説明します。
Microsoft 365のログイン認証をNRA-PKIクライアント証明書で強化
Microsoft 365のID管理とアクセス制御を担当するMicrosoft Entra IDにおいて証明書ベース認証(CBA)がサポートされました。
Microsoft Entra IDは、Azure ADの新しい名称です。
これにより、Microsoft Entra IDに対応したクライアント証明書を用意するだけで、簡単にMicrosoft 365に証明書ベースの認証を追加することができるようになりました。