どこでもつなゲート

Firewall機器のレンタル、運用、保守に、VPN接続に利用する電子証明書をセットにして月額料金にて提供

~働き方改革でも注目されているセキュアなテレワーク環境が簡単に構築できる~

JBサービス株式会社では、JBグループ(*1)が「OPTi Secure」で提供するセキュリティ運用サービスに、VPN接続で利用する電子証明書「NRA-PKIクライアント証明書」を組み込み、働き方改革に最適なソリューション「OPTi Secure どこでもつなゲート」を提供しています。
「どこでもつなゲート」のマーケティングを担当されているセキュリティサービス推進の田中様にお話を伺いました。
(*1 JBCCホールディングス株式会社及び事業会社の総称)

東京第二支店 菅野支店長

セキュリティ事業部 セキュリティサービス推進 マーケティングアドバイザリー 田中 琢也 氏

「どこでもつなゲート」のサービス概要

―― 「どこでもつなゲート」とはどのようなサービスですか?

「OPTi Secure どこでもつなゲート」は、バラクーダネットワークスの次世代ファイアウォール「Barracuda CloudGen Firewall Fシリーズ」のレンタルを含む月額型の運用サービスです。標準でNRAが提供するNRA-KPIクライアント証明書(電子証明書)が組み込まれていますので、自宅や外出先など社外からのVPNアクセス時には電子証明書を使ったセキュアな認証が可能です。
外出先からの社内リソースへアクセスする際、従来のID/パスワードだけでなくクライアント証明書を利用することで、クライアント証明書を導入したデバイスからのみアクセスを許可し、なりすましによる不正アクセスを防止することができます。これにより、働き方改革で必要とされる安全なテレワーク環境を簡単に実現することができます。

―― サービスの特長について教えてください。

最大の特長は「わかりやすい」サービスであるということだと思っています。 「どこでもつなゲート」には、Firewall機器のレンタル、電子証明書、Firewallの運用、保守に至るまでの費用がすべて含まれています。 お客様は、「どこでもつなゲート」を導入するだけで、最新のFirewallを導入することができ、運用や保守についても心配する必要がありません。 また、昨今では、政府、企業が一体となり、働き方改革の取り組みが進んでいます。自宅や外出先からも社内と同じように仕事ができる、時間や場所にとらわれない多様な働き方を実現するための環境づくりに取り組む企業も増えてきています。「どこでもつなゲート」を導入することで電子証明書を利用したセキュアなVPN接続環境を手軽に構築することができる点は、これからの企業ニーズにマッチしたものであると考えています。

――どこでもつなゲートを導入している企業は、どのような企業が多いですか?

従業員数10人から400人までの中小企業がメインの顧客層になっています。業種では、特に建設業や不動産業の企業での導入が目立っています。 また、病院などの採用事例もあり、さまざまな業種で採用が進んでいます。

働き方改革への取り組みについて

――お客様企業の働き方改革やテレワークなどの取り組みは進んでいるように感じますか?

私どものメインの顧客層である中小企業では、現時点では、あまり働き方改革への取り組みが進んでいるようには見受けられません。「まだまだ、これから」という印象ですが、今後、積極的に取り組む企業が増えていくのではないかと期待しています。

電子証明書のご利用について

――電子証明書を採用された理由を教えてください。

大きな理由としては2つあります。 まず1つ目ですが、VPNはFirewallの基本機能の一つだと考えています。ただ、VPNの従来のようなID/パスワード認証だけでは、お客様のセキュリティーニーズは満たすことはできないと考えたからです。 もう一つは、他社のマネージメントサービスと差別化を図りたかったからです。現状多くの企業がマネージメントサービスを提供していますが、証明書を標準でパッケージングする事で、「働き方改革」のニーズに、よりマッチさせる事ができると考えたからです。 その意味で、「どこでもつなゲート」では、VPN接続時の認証に使用する電子証明書をはじめからセットにし、追加料金なしで、いつでもセキュアなVPN接続環境をお使いいただけるようにしました。 Q:お客様先で、電子証明書の導入はスムーズに行えていますか? サービス提供から一定期間過ぎましたが、いまのところ、クライアント証明書導入時のお問い合わせが特別多いということはありません。 クライアント証明書は、端末にインストールさえできれば、あとは意識することなく利用することができます。導入時に提供したドキュメントでインストール作業などは問題なく対応できているのではないかと思っています。
Corporate Profile
JBサービス株式会社

運用センターSMAC(Solution Management and Access Center)と全国のサービス拠点をベースに、IT・セキュリティに関する監視・運用・保守サービスを提供しています。
近年頻発するサイバー攻撃を背景に、セキュリティ対策サービスを強化し、お客様ごとに最適なサービスを組み合わせ、安心・安全なシステム運用を支援しています。
また、医療分野、3D分野にもサービスの領域を拡大し、新たなビジネスの創出にも取り組んでいます。
https://www.jbsvc.co.jp/

サービスマーケティング
セキュリティ事業部
セキュリティサービス推進
マーケティングアドバイザリー 田中 琢也 様